平面図 |
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各階の床面から一定の高さの水平断面を図面化したもので、
設計図書のなかでも最も基本となる図面になります。
この図面を基に、全ての工程が組まれていきます。 |
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立面図 |
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屋根の形状やこう配、窓・玄関ドアの配置など、外観デザインのイメージを表現することを主目的とする図面です。 |
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更地 |
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更地の段階です。
以前は家が建っていましたが、解体し地盤調査が終了したところです。 |
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掘削作業 |
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いよいよ工事が始まります。
まずは建物の基礎を作るために土を掘削し、
それを平らに仕上げる作業を行います。 |
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防湿シート |
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床下土壌からの湿気をシャットアウトする特殊シートのことです。
水蒸気を通さない厚さ0.1ミリ以上のポリエチレンやアルミ圧着フィルムなどで、
壁内への水蒸気流入を防いで壁内結露を防止します。 |
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捨てコンクリート作業中 |
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続いて砕石の上に防湿フィルムを敷き、下地となるコンクリートを流し入れて平らにしていきます。
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捨てコン完成 |
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コンクリートが全面に敷かれ、綺麗に均されました。
養生期間を経てコンクリートが完全に乾いたら、工事はこの面を基準に進められます。
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配筋 |
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コンクリートを打ち込む前に、それぞれの鉄筋を「配筋図」を基に設置していきます。
建物の耐久性や強度に直接影響する為、設計管理者がしっかりと「配筋検査」を行います。 |
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底板コンクリート打ち |
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一般に「ベタ基礎」と呼ばれる、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎を作る為に、職人が丁寧にコンクリートを敷き詰めているところです。 |
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立ち上がりの型枠 |
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型枠を組み、立ち上がりのコンクリートを打ちました。
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基礎の完成 |
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必要な養生期間を経た後、型枠を撤去すると丈夫で綺麗に整った基礎が完成します。 |
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下水道配管工事 |
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台所、水洗トイレ、お風呂などから
排水される汚水を排水管を通して
下水道管へ流す為の配管工事です。
一般に、写真の様な塩化ビニル製のパイプを使用します。 |
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アンカーボルト |
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建物が地震や台風などで揺れ動いても基礎からズレない様に
基礎コンクリートと土台を固定するためのアンカーボルトです。
土台に一定の間隔で設置されます。 |
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足場組立 |
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ここからは高さのある工事に入る為、足場を組んでいきます。 |
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基礎パッキン |
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【基礎パッキン工法】
基礎と土台の間に「基礎パッキン」と呼ばれる通気部材を敷いていきます。
パッキンを使うことで基礎と土台の間にすき間をつくり、湿気の溜まりやすい床下の換気を行うことができます。 |
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床断熱 |
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地面に最も近く、常に外気と湿気にさらされている床下の断熱は、建物や人間にとって大切なポイントです。
その為、外部の温度(熱気、冷気)の影響を受けないように建物一階床下の全面に断熱材を取り付けます。 |
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上棟工事開始 |
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いよいよ1階の柱の建て込みが始まりました。
【建込】
柱や型枠など部材を縦にして、所定の位置に据え付けること。 |
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骨組みの組上げ |
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1階部分の建込みが終わると、今度は横架材の取り付けに掛かります。
見事なチームワークで的確な位置に材料を運んでいき、
次々と効率良く組み上げられていきます。 |
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上棟工事完了 |
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1階の建込みからわずか1日で棟木まで一気に組み上げます。
棟木まで上げれば、いわゆる上棟になります。 |
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剛床工法 |
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床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける床組み工法。
とても強い造りになり、家屋のねじれを防止し耐震性や耐風性に優れた効果を発揮します。
また、床を厚くすることでたわみが減少し、床鳴りが発生しにくくなると同時に耐火性能も上がります。 |
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筋交い |
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柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材。
構造体の耐震性を強める効果があり、
建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられています。
接合部分は金物で固定されています。 |
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火打梁 |
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木造で床組みや小屋組みで、地震や台風時に発生する水平力による変形を防止するために設ける斜材の事。
1階を火打土台、2階を火打ち梁と言います。 |
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屋根工事 |
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『小屋組み』と言われる2階天井から棟木までの建て込みを終えると次は屋根工事です。
垂木が組まれ、その上に野地板を設置、次に防水に欠かせないアスファルトルーフィング…と施工していきます。 |
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屋根仕上げ |
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スレート(仕上材)を施工した後、 最後に ※棟換気 を取り付けて屋根は完成です!
※屋根裏の換気を促す為に屋根の棟の部分に空けた、 穴に雨が入らないように、そして空気は通るように取り付ける、 特殊加工した蓋のこと。 |
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ベランダ防水 |
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床は雨水が排水溝へ流れるように勾配を付ける必要があり、
床面から壁面の立上りまではFRP防水で防水層を施工します。 |
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室内断熱 |
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木材と木材の間に隙間なく断熱材を埋め込んでいきます。
断熱材は、繊維の隙間に動かない空気の層を大量に作り、
熱の移動を防いで外気の暑さ・寒さをシャットアウトします。
その他、防音性、防火性、耐久性にも優れています。 |
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室内躯体写真@ |
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天井の高い部分も大工さんの手によって作られていきます。
ロフト上部に見える4つの明かりは、屋根裏部分に換気口として造られたものです。 |
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室内躯体写真A |
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まだ踏板を入れる前の階段です。溝部分に踏板を入れて一段ずつ階段を作っていきます。
基礎や躯体は、外壁や内装を施工した後だとこういった形では二度と見られません。 |
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内部配線・配管 |
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【配管】キッチンやお風呂の給水・排水を建物の内部から床下へ潜り、
外部の地中へと配管されます。
【配線】配線図面を基に、基本は天井裏、壁内部に、コンセント、照明器具、
各スイッチへとつながる電気を引き込みます。 |
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階段(表) |
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表側から見た階段です。
窓を設置することで採光・通風を確保できます。
こちらは2ヶ所窓を設置したので、とても明るい空間になりそうです。 |
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階段(裏) |
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階段は裏側から一段ずつ取り付けていきます。
階段下は大人が余裕で入れる空間があるので、そのスペ−スを活かしてトイレを設置したり、
収納や飾り棚を作るなど、様々な用途に使えます。 |
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構造用合板 |
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主に木造建築物の、壁・床・屋根下地材として用いられる板のことです。
優れた耐震性・耐風性・気密性・防音性が確保できます。 |
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石膏ボード |
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石膏(せっこう)を主体に軽量の骨材を混ぜたものを芯とし、その両面を厚紙で覆って平らな板状にしたもの。
防火性、遮音性、加工性、寸法安定性に優れているので、壁や天井の内外装下地材に使用します。 |
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下地の仕上げ |
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施工もいよいよ大詰め、仕上げの作業です。
石膏ボードや部材の接合部にパテが塗られ、凹凸を整えていきます。 |
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浴槽設置 |
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浴槽のサイズに合わせて設計された場所に、浴槽が設置されました。
僅かな隙間でも漏水の原因になるので、防水作業もしっかりと行います。 |
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外壁防水 |
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防水シートは外壁表面で防ぎきれなかった雨水や、内部の結露水、
経年劣化で開いたわずかな亀裂から入り込んだ雨水が、構造体にまで達しないようにする為のものです。 |
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サイディング@ |
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サイディングとは、一定の大きさのパネルの様な外壁材のとこです。
耐久性や断熱性、防火性に優れているほか、重量が軽いので地震などの崩壊にも強い、
地盤沈下しにくい等のメリットがあります。 |
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サイディングA |
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従来では湿式と言われる"塗り壁"が主流でしたが、
数年でシミやひび割れなど劣化しやすい等の理由で今は乾式である"貼る壁"が多くみられます。
デザイン性に優れているので今風の見た目や自分の好みにしやすいのが特徴です。 |
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軒裏換気口 |
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小屋裏にこもった熱気や湿気を排出するために、軒裏天井に換気口を取り付けます。
室内からは見えませんが、屋根側から確認することができます。 |
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玄関施工 |
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ワイヤーメッシュを敷いた上からコンクリートを流し、
綺麗に均してしっかりした土台を作っていきます。
その後、隙間なくタイルを貼って完成です! |
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ベランダ完成! |
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内側にもサイディングを施し、物干し金物の設置も完了しました。 |
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外構部コンクリート@ |
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外構部分にワイヤーメッシュが敷かれました。
この後、一面にコンクリートを打ちます。 |
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外構部コンクリートA |
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コンクリートが綺麗に均され、外構部が形になりました。
完全に固まれば完成です。 |
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完成! |
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外観が完成致しました! |
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キッチンの取付け |
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システムキッチンの設置が終わりました。
まず石膏ボードの上にキッチンパネルを貼り、
次にレンジフードや吊り棚を取り付けた後、
シンクやコンロを設置していきます。 |
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クロス |
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下地を仕上げたら、事前に決めてあるクロスを各部屋に貼っていきます。 |
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階段 |
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2ヶ所ある階段には窓が設置されていて、明かりはもちろん、
各階の換気もしっかりと行えます。また手すりも標準装備されています。 |
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玄関ポーチ |
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ネイビーのサイディングにシルバーのドアがシックにまとまったお洒落な玄関になりました。 |
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玄関 |
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玄関ドアからたっぷりの日差しが入りとても明るい玄関になりました。
高さのあるシューズボックスは収納たっぷりで、全身写せるミラーも完備しています。 |
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駐車場横の収納 |
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駐車場の横に使い勝手の良い外収納を施工しました。 |
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水回り |
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木目と白を基調とした水回りはとても明るい雰囲気になりました。
トイレにもアクセントクロスを採用し、可愛らしく仕上がっています。
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クローゼット |
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たっぷり収納できる大容量のクローゼットも完備しています。
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洋室@ |
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各洋室には雰囲気を一新するアクセントクロスを採用しています。
一部の壁紙を変える事で、お部屋の雰囲気がガラリと変わるのでおすすめです♪ |
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洋室A |
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大容量の収納を備えた洋室。ベランダにも面していて明るく通風もバッチリ♪
4部屋あるので、ご家族それぞれがゆったりとご自分の時間を過ごして頂けます。 |
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ポストの設置 |
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玄関前にポストが設置されました。ダイヤル式で防犯にも対応しています。
…以上、工事は全て完了致しました。 |
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